陰のアーサナHappy Baby（ハッピーベイビー）

陰のアーサナHappy Baby（ハッピーベイビー）

Happy Baby Pose（ハッピーベイビー）は、股関節や腰周りを解放する効果があり、深いリラックスをもたらす陰ヨガのポーズです。このポーズは、ヒップオープナーのポーズの準備にも最適で、股関節の柔軟性を高めるための効果的なアプローチとなります。また、腕の力を使って足を引き寄せるため、上腕二頭筋の強化にもつながります

ターゲットエリア

• 股関節（屈曲、外転、外旋）
• 腰椎、ハムストリング、内転筋

禁忌

• 腰痛がひどい場合は、お尻をマットから浮かせず背骨をニュートラルにして行う
• 生理痛の場合、お尻をマットから浮かせない（逆転の要素がはいるため）

ポーズのインストラクション

ポーズに入る時

1. マットに仰向けになり両手で膝を抱える。
2. 膝を大きく開き、手で足の踵（足首か、小指側でもOK)をつかむ
3. 膝は90度に曲げた状態で、膝を胸の横に下ろす（膝の上に踵がくるように）
4. 頭、背中、お尻はマットについたままリラックス

ポーズから出る時

1. 足を解放、膝を曲げたまま足を床に下ろす。→足を左右に大きく開き、膝はセンターで揃えておく→ワイパーの動きへ

ホールド時間目安

• 2分〜5分

軽減法・バリエーション

• 【軽減】手で踵をつかむのが難しい場合、腿裏をキャッチ
• 【軽減】両足裏を合わせて、両手で足の小指側をキャッチ（仰向けの合せきのポーズ）
• 【軽減】壁に足裏をついて行う
• 【バリエーション】片足のハッピーベイビー
• 【高強度】膝を伸ばしたバリエーション（内転筋を刺激）

カウンターポーズ

• ワイパーの動き

経絡ターゲット

• 膀胱の経絡（足の背面、背骨）
• 肝臓と腎臓の経絡（内転筋）