リフレッシュ朝ヨガ・大道コミュニティハウス

大道コミュニティハウスの和室にて、5月から全6回の陰陽ヨガ講座がスタートしました。

静と動、陰と陽。
そのバランスを探りながら、自分の呼吸と体に静かに向き合う75分。
少人数だからこそ生まれる集中と静けさがあります。

生徒さんたちの熱量が私にも伝わってくるのか、クラスの後はいつも、内側からエネルギーが満ちてくる感覚があります。
一人ひとりが丁寧にヨガに向き合っている姿勢に、私自身も学ばせていただいています。

クラスでは、「普段使っていない体の部分まで動かしている気がします」という感想をよくいただきます。
日々の生活の中で、私たちは自分の呼吸や体と深く向き合う時間がなかなか取れません。

ヨガの時間は、心と体に静かに目を向ける時間です。

ヨガの経典『ヨガ・スートラ』には、「ヨガとは、心の動きを止めること」と書かれています。

ヨガを続けていると、自分が毎日同じようなことを考えていることにふと気づく瞬間があります。
そんなときは、その思考をそっと手放し、呼吸に意識を戻します。

呼吸に深く集中していくと、ぐるぐると回っていた心の動きが、自然と静かになっていく感覚があります。
体を動かすアーサナの練習は、まさに「動く瞑想」。心を整え、瞑想へとつながる準備でもあります。

毎日ほんの少しでも、自分に向き合う静かな時間を持つことで、
心の中に、穏やかさという種を育てていけたらと思います。